動物の単語帳
Animals
身近なペットから野生のけもの、鳥や虫、海の生き物まで。いろいろな動物の名前をカタカナで埋めていきましょう。
- 279 語
- パズル: 第1回
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ア行
アオダイショウふつう
カギ漢字で書くと「青大将」。人家の近くにすむ、毒のない大型のヘビ
解説ネズミを食べるため、昔から家の守り神として大切にされてきました。木登りが得意で、鳥の巣の卵をねらうこともあります。
アゲハふつう
カギ黄色と黒の模様の大きな羽をもつ蝶。幼虫はミカンの葉を食べる
解説幼虫は若いうちは鳥のふんに似た姿で身を守ります。刺激を受けると、頭から臭いにおいの角を出します。
アザラシやさしい
カギ耳たぶがなく、腹ばいで陸を進む海獣
解説アザラシは後ろ足を前に曲げられず、陸では体をくねらせて進みます。2002年に多摩川に現れた「タマちゃん」は大きな話題になりました。
アサリふつう
カギ潮干狩りの定番の二枚貝。みそ汁や酒蒸しに
解説殻の模様は一つひとつ異なり、同じものはほとんどありません。名前は浜で「漁る(あさる)」ことからついたといわれます。
アシカふつう
カギ耳たぶがあり、水族館のショーでボールを鼻に乗せる
解説アシカは後ろ足を前に曲げられるので、陸上でも歩くように移動できます。アザラシとはこの点で見分けられます。
アナグマむずかしい
カギ漢字で書くと「穴熊」。土を掘って巣穴で暮らすイタチの仲間
解説アナグマはクマではなくイタチの仲間です。地方によってはタヌキと混同され、どちらも「むじな」と呼ばれてきました。
アヒルやさしい
カギ漢字で書くと「家鴨」。マガモを人が飼いならした水鳥
解説アヒルは体が重く、ほとんど飛ぶことができません。名前は、足の水かきが広いことを表す「足広」に由来するという説があります。
アホウドリふつう
カギ漢字で書くと「信天翁」。一時は絶滅したと考えられた大型の海鳥
解説羽毛をとるため乱獲されましたが、伊豆諸島の鳥島で再発見され、数が回復しつつあります。地上では動きが鈍く捕まえやすかったことが名前の由来とされます。
アマガエルふつう
カギ雨の前によく鳴く、体色を変えられる緑色の小さな両生類
解説指先に吸盤があり、ガラス面にも張りつけます。皮膚から弱い毒を含む粘液を出すので、触った手で目をこすらないほうが安全です。
アメフラシむずかしい
カギ漢字で書くと「雨虎」。触ると紫色の汁を出す磯の生き物
解説出した紫の汁が海の中で雨雲のように広がることが、名前の由来といわれます。神経細胞が大きく、記憶の研究に使われました。
アメンボむずかしい
カギ細長い脚で水面をすいすい滑る虫
解説脚の先に細かい毛が生えていて、水をはじいて浮いています。体から飴のようなにおいがするのが名前の由来です。
アライグマふつう
カギ食べ物を水で洗うようなしぐさをする、しま尾の獣
解説アライグマは北アメリカ原産です。日本ではペットが逃げ出すなどして野生化し、特定外来生物に指定されています。
アリやさしい
カギ女王を中心に巣で集団生活する小さな虫
解説触角でにおいを感じ、仲間との情報伝達にも使います。道しるべのフェロモンで餌場への行列ができます。
アリクイふつう
カギ細長い口と舌で虫を食べる、歯のない中南米の獣
解説アリクイの長い舌はねばねばした唾液で覆われ、すばやく出し入れして獲物をなめ取ります。オオアリクイは子を背中に乗せて運びます。
アリゲーターむずかしい
カギアメリカ南東部や中国にすむ、口先の幅が広いワニ
解説口を閉じると下あごの歯がほとんど隠れるのが、クロコダイルとの見分け方です。中国にはヨウスコウアリゲーターがすみます。
アルパカやさしい
カギふわふわの毛が織物に使われる、アンデス原産の家畜
解説アルパカは群れの仲間と決まった場所にふんをする「ため糞」の習性があります。ラマより小柄で、主に毛をとるために飼われています。
アルマジロふつう
カギかたい帯状のよろいに覆われた、アメリカ大陸の獣
解説アルマジロとはスペイン語で「よろいを着たもの」という意味です。完全に丸くなれるのはミツオビアルマジロなど一部だけです。
アワビふつう
カギ漢字で書くと「鮑」。岩にはりつく、平たい耳形の高級な貝
解説「磯の鮑の片思い」は、二枚貝の片方に見えることからできた言葉です。干してのばした「のしあわび」が、贈り物ののしの起源です。
イカやさしい
カギ十本の腕と墨を吐く習性をもつ水の生き物
解説イカの墨はねばりけがあり、海中で自分の分身のような塊になって敵の目をくらますといわれます。開いて干したものがスルメです。
イグアナふつう
カギ背にとげ状のうろこが並ぶ大型爬虫類
解説グリーンイグアナは木の上で過ごすことが多い草食性です。頭頂部には光を感じる「頭頂眼」があります。
イソギンチャクふつう
カギ触手で小魚を捕らえる花のような刺胞動物
解説脳や心臓はありませんが、体全体の神経網で刺激に反応します。足盤で岩にくっつき、ゆっくり移動することもあります。
イタチふつう
カギ「最後っ屁」で知られる、細長い体の獣
解説イタチは体が細長く、ネズミの巣穴にも入り込んで狩りをします。追われると肛門のそばからくさい液を出して身を守ります。
イヌやさしい
カギワンワンと鳴く、人に最も身近な家畜
解説鼻のしわ模様「鼻紋」は個体ごとに異なります。識別に使えるほどで、人の指紋に似ています。
イノシシやさしい
カギ漢字で書くと「猪」。わき目もふらず突き進むさまのたとえにもなる
解説イノシシの子どもは背中に縞模様があり、その見た目から「うり坊」と呼ばれます。ブタはイノシシを家畜化したものです。
イモムシふつう
カギ毛がなく、ころっと太ったチョウやガの幼虫
解説芋の葉につく幼虫から名づけられたといわれます。アゲハなどの幼虫も、大きくなるとイモムシの姿になります。
イモリふつう
カギ漢字で書くと「井守」。腹が赤い、水辺にすむ両生類
解説ヤモリと名前が似ていますが、イモリは両生類です。脚や目の一部を失っても再生する力が強く、研究にも使われています。
イリオモテヤマネコふつう
カギ漢字で書くと「西表山猫」。沖縄の島にだけすむ特別天然記念物
解説イリオモテヤマネコは1965年に作家の戸川幸夫が標本を入手したことで存在が知られました。泳ぎが得意で、川でカエルなどを捕ることもあります。
イルカやさしい
カギ漢字で書くと「海豚」。音で獲物を探す小型のハクジラ
解説イルカは眠るとき、脳の半分ずつを交互に休ませると考えられています。そのため泳ぎながら呼吸を続けられます。
インコやさしい
カギセキセイやボタンなどの種類がある、ペットとして人気の鳥
解説インコとオウムは同じオウム目の仲間です。主に冠羽をもたないものをインコと呼んで区別しています。
インパラむずかしい
カギ大きく跳びはねて逃げる、アフリカのサバンナのレイヨウ
解説インパラは人の背丈を超える高さまで跳べるといわれ、群れで一斉に跳んで敵を惑わせます。オスだけが竪琴のような形の角をもちます。
ウーパールーパーふつう
カギメキシコサンショウウオが幼い姿のまま成熟したものの愛称
解説外に出たえらなど子どもの姿のまま大人になります。この名前は日本で付けられた愛称で、英語ではアホロートルと呼ばれます。
ウォンバットふつう
カギオーストラリアにすむ、立方体のふんをする有袋類
解説ウォンバットのお腹の袋は後ろ向きに開いているため、穴を掘っても土が中の子どもにかかりません。硬いお尻で巣穴の入り口をふさぎ、敵から身を守ります。
ウグイスふつう
カギホーホケキョと鳴く春告げ鳥
解説絵の「梅に鶯」は、緑色のメジロと混同されることがあります。実際のウグイスは地味なオリーブ褐色です。
ウサギやさしい
カギ月で餅をつくとされる、長い耳の動物
解説ウサギは昔から「一羽、二羽」と数えられることがあります。自分のふんを食べ、栄養を取り直す習性もあります。
ウシやさしい
カギモーと鳴き、乳や肉をとるために飼われる家畜
解説ウシは胃を4つもち、一度のみ込んだ草を口に戻してかみ直す「反芻」をします。草だけで大きな体を保てるのはこのしくみのおかげです。
ウシガエルむずかしい
カギ漢字で書くと「牛蛙」。ブオーと低く鳴く大型の外来種
解説北アメリカ原産で、食用として日本に持ち込まれました。「食用ガエル」とも呼ばれ、現在は特定外来生物に指定されています。
ウスバカゲロウむずかしい
カギ幼虫はアリジゴクと呼ばれ、すり鉢状の巣を作る
解説成虫はトンボに似た姿で、夜に弱々しく飛びます。カゲロウと名がつきますが、カゲロウとは別の仲間です。
ウズラふつう
カギ小さな卵が食用にされる、丸い体の鳥
解説ニホンウズラは研究動物としても利用されます。世代時間が短く、遺伝や発生の研究に役立ってきました。
ウソむずかしい
カギ漢字で書くと「鷽」。口笛のような声で鳴く、のどの赤い小鳥
解説太宰府天満宮などの「鷽替え神事」では、木彫りの鷽を取り替えて前年の悪いことを嘘にするとされます。口笛を意味する古語が名前の由来といわれます。
ウニやさしい
カギ漢字で書くと「海胆」。とげに覆われた丸い海の生き物
解説食べるのは生殖巣(卵巣や精巣)です。口は下側にあり、「アリストテレスの提灯」という歯の仕組みで海藻をかじります。
ウマやさしい
カギ漢字で書くと「馬」。競馬で走る家畜
解説ウマは一本の指のひづめで立って走ります。目が顔の横にあるため視野が広く、真後ろ以外のほとんどを見渡せます。
ウミウシむずかしい
カギ漢字で書くと「海牛」。色鮮やかな、殻のない海の巻き貝の仲間
解説頭の2本の触角が牛の角に見えることから名づけられました。食べたクラゲなどの毒針を体にためこむ種類もいます。
ウミガメふつう
カギ漢字で書くと「海亀」。砂浜に上がって卵を産む、海の爬虫類
解説産卵のときに涙を流すように見えるのは、体の余分な塩分を出しているためです。生まれた子は、明るい水平線の方向をめざして海へ向かいます。
ウミネコふつう
カギミャーオと聞こえる声で鳴く、尾に黒い帯のある海鳥
解説名前は猫に似た鳴き声に由来します。青森県の蕪島など、繁殖地が天然記念物に指定されている場所があります。
エビやさしい
カギ漢字で書くと「海老」。腰の曲がった姿から長寿の縁起物
解説殻の赤い色はアスタキサンチンという色素で、ゆでると鮮やかに出てきます。「海老で鯛を釣る」ということわざもあります。
エミューふつう
カギオーストラリアの草原を走る、ダチョウに似た飛べない鳥
解説卵は深い緑色で、オスが抱いてひなを育てます。オーストラリアの国章にはカンガルーと並んで描かれています。
エリマキトカゲふつう
カギ驚くと首のひだを広げ、後ろ脚で立って走る爬虫類
解説1980年代に日本のテレビCMで紹介され、大ブームになりました。オーストラリア北部やニューギニアにすんでいます。
オウムやさしい
カギ漢字で書くと「鸚鵡」。人の言葉をまねる、頭に冠羽のある鳥
解説相手の言葉をそのまま繰り返すことを「オウム返し」といいます。長生きで、飼育下では数十年生きる種類もいます。
オウムガイむずかしい
カギ渦巻きの殻を部屋に仕切って浮き沈みする、イカやタコの仲間
解説古生代から姿をほとんど変えていない「生きた化石」です。名前は殻の形がオウムのくちばしに似ていることに由来します。
オオカミやさしい
カギ漢字で書くと「狼」。遠ぼえする群れの狩人
解説オオカミはイヌの祖先にあたる動物です。日本にいたニホンオオカミは、明治時代に絶滅したと考えられています。
オオサンショウウオふつう
カギ「生きた化石」と呼ばれる、日本の川にすむ特別天然記念物
解説全長1メートルを超えることもある大型の両生類です。体を半分に裂いても生きているという言い伝えから「ハンザキ」とも呼ばれます。
オオハシむずかしい
カギ漢字で書くと「大嘴」。中南米の森にすむ、色鮮やかな巨大くちばしの鳥
解説大きなくちばしは中がスポンジ状で軽くできています。血管が多く、体の熱を逃がす役目もあると考えられています。
オカピむずかしい
カギキリンの仲間で、脚にシマウマのような縞をもつ森の獣
解説オカピはコンゴ民主共和国の熱帯雨林にすみ、20世紀初めに欧州の学界に知られました。長い舌で自分の耳まで掃除できます。
オケラむずかしい
カギ漢字で書くと「螻蛄」。モグラのような前脚で土にもぐる虫
解説前から見ると両手を上げた姿に見えることから、無一文を「おけら」というようになったといわれます。土の中で「ジー」と鳴き、昔は「ミミズが鳴く」と思われていました。
オシドリふつう
カギ漢字で書くと「鴛鴦」。仲のよい夫婦のたとえにされる水鳥
解説「オシドリ夫婦」という言葉がありますが、実際は毎年相手を変えることが多いとされます。オスはオレンジ色のいちょう羽が目立ちます。
オセロットむずかしい
カギ中南米の森にすむ、鎖状の斑紋が美しい中型のヤマネコ
解説オセロットは美しい毛皮のために乱獲され、数を大きく減らしました。画家のダリがペットとして連れ歩いたことでも知られます。
オナガむずかしい
カギ漢字で書くと「尾長」。黒い頭と水色の長い尾をもつカラスの仲間
解説「ギューイ」としわがれた声で鳴き、群れで暮らします。カッコウに托卵されることがあります。
オポッサムむずかしい
カギ危険を感じると死んだふりをする、アメリカ大陸の有袋類
解説オポッサムの死んだふりは、強い恐怖で体が動かなくなる反応と考えられています。英語では死んだふりをすることを「プレイング・ポッサム」といいます。
オランウータンふつう
カギマレー語で「森の人」を意味する類人猿
解説オランウータンはボルネオ島とスマトラ島にすむ大型類人猿です。木の上で暮らし、毎晩枝や葉で新しい寝床を作ります。
カ行
カイコふつう
カギ漢字で書くと「蚕」。桑の葉を食べ、繭から絹糸がとれる
解説人に飼われ続けた結果、成虫は飛ぶことができず、自然の中では生きられません。数えるときは「頭」を使います。
カイツブリむずかしい
カギ漢字で書くと「鳰」。水にもぐるのが得意な小さな水鳥
解説琵琶湖は古くは「鳰の海」と呼ばれ、滋賀県の県鳥にもなっています。水草を集めて水に浮かぶ巣を作ります。
カエルやさしい
カギ漢字で書くと「蛙」。おたまじゃくしから育つ両生類
解説「井の中の蛙大海を知らず」ということわざがあります。皮膚でも呼吸をするため、湿った場所を好みます。
カキふつう
カギ漢字で書くと「牡蠣」。海のミルクとも呼ばれる二枚貝
解説岩などに片方の殻でくっついて暮らします。「Rのつかない月は食べるな」といわれるのは、夏が産卵期で味が落ちやすいためです。
カケスむずかしい
カギ漢字で書くと「懸巣」。ほかの鳥の声をまねる、翼の青い模様が美しい鳥
解説ドングリを地面に埋めて蓄える習性があり、食べ忘れた実が芽を出して森を広げます。カラスの仲間です。
カササギふつう
カギ漢字で書くと「鵲」。七夕に天の川に橋をかけると伝わる鳥
解説佐賀平野などに多く、地元では「カチガラス」とも呼ばれます。佐賀県の県鳥で、生息地は国の天然記念物に指定されています。
ガゼルむずかしい
カギ細い脚で草原を駆ける、トムソンなどの種がいる小型のレイヨウ
解説ガゼルは敵を見つけると、四肢をそろえてその場で高く跳ねる「ストッティング」をすることがあります。自分が元気だと示し、追っても無駄だと伝えているという説があります。
カタツムリやさしい
カギ漢字で書くと「蝸牛」。殻を背負い、梅雨時に葉の上をはう
解説地方によって「でんでんむし」「まいまい」などさまざまな呼び名があります。柳田国男はその分布から「方言周圏論」を考えました。
ガチョウふつう
カギ漢字で書くと「鵞鳥」。フォアグラをとるためにも飼われる家禽
解説ガチョウは野生のガンを家畜化した鳥です。警戒心が強く、見知らぬ人が来ると大きな声で鳴くため、番犬代わりに飼われることもあります。
カッコウふつう
カギ漢字で書くと「郭公」。ほかの鳥の巣に卵を産む托卵で知られる
解説オオヨシキリやモズなどの巣に卵を産み、ひなは仮親に育てられます。名前は「カッコウ」という鳴き声に由来します。
カナヘビむずかしい
カギ漢字で書くと「金蛇」。尾がとても長い、庭や草むらの小型トカゲ
解説名前にヘビとつきますが、トカゲの仲間です。体はかさかさした質感で、ニホントカゲのような光沢はありません。
カナリアふつう
カギ美しい声の黄色い飼い鳥。炭鉱で有毒ガスの検知に使われた
解説名前は原産地である大西洋のカナリア諸島に由来します。野生のものは緑がかった色で、黄色は品種改良によるものです。
カニやさしい
カギ漢字で書くと「蟹」。はさみをもち、横歩きする甲殻類
解説「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」は、人は身の丈に合った考えや行動をするというたとえです。脚がとれても、脱皮をくり返すうちに再生します。
カバやさしい
カギ漢字で書くと「河馬」。大きな口のアフリカの獣
解説カバの皮膚からは赤っぽい液が出るため、「血の汗をかく」と言われました。この液には日焼け止めのような働きがあると考えられています。
カピバラやさしい
カギ温泉に入る姿が人気の、大きなげっ歯類
解説カピバラは指の間に水かきがあり、泳ぎが得意です。危険を感じると水に潜って身を隠します。
カブトガニふつう
カギ生きた化石と呼ばれ、硬い甲羅に剣のような尾をもつ
解説名前にカニとつきますが、クモやサソリに近い仲間です。血液は青く、細菌の毒素を調べる検査薬に使われます。
カブトムシやさしい
カギオスの頭に大きな角がある、夏に人気の甲虫
解説幼虫は腐葉土などを食べて育ち、さなぎを経て成虫になります。角はオス同士が樹液の場所を争うときに使います。
カマキリやさしい
カギ漢字で書くと「蟷螂」。鎌のような前脚で虫を捕らえる
解説「蟷螂の斧」は、弱い者が強い相手に立ち向かう無謀さのたとえです。メスが交尾の後にオスを食べてしまうこともあります。
カミキリムシふつう
カギ長い触角をもち、幼虫が木の幹に穴をあける甲虫
解説漢字の「髪切虫」は、強い大あごで髪の毛も切れそうなことに由来します。幼虫は「テッポウムシ」と呼ばれ、木の中を食べ進みます。
カメやさしい
カギ漢字で書くと「亀」。かたい甲羅に首や手足を引っこめる爬虫類
解説「鶴は千年、亀は万年」と長寿の象徴とされます。甲羅は肋骨や背骨が変化してできたもので、脱ぐことはできません。
カメレオンふつう
カギ体の色を変え、長い舌を伸ばして虫を捕らえる爬虫類
解説左右の目を別々に動かして、広い範囲を見ることができます。色の変化は、皮膚の細胞にある結晶の並び方が変わることで起こります。
カモやさしい
カギ漢字で書くと「鴨」。「〜がねぎを背負ってくる」
解説カモのひなは、生まれて最初に見た動くものを親と思い込んであとを追う「刷り込み」で知られます。アヒルはマガモを家畜化したものです。
カモシカむずかしい
カギ漢字で書くと「羚羊」。日本の山地にすむ特別天然記念物
解説カモシカは名前にシカとつきますが、実はウシの仲間です。角は生え替わらず、目の下の腺から出る分泌物を木にこすりつけてなわばりを示します。
カモノハシふつう
カギ漢字で書くと「鴨嘴」。卵を産む哺乳類で、くちばしをもつ
解説カモノハシのオスは後ろ足のけづめに毒をもっています。くちばしには電気を感じる仕組みがあり、水中で目を閉じたまま獲物を探します。
カモメやさしい
カギ漢字で書くと「鴎」。港や海辺を飛び交う、白と灰色の海鳥
解説日本では主に冬に見られる冬鳥です。海水を飲んでも、余分な塩分を目の上にある塩類腺から出すことができます。
ガラガラヘビふつう
カギ尾の先の節を振って音を立て、敵を威嚇する毒蛇
解説尾の節は脱皮のたびに一つずつ増えます。南北アメリカに分布しています。
カラカルむずかしい
カギ耳の先に長い黒い房毛がある、アフリカなどのヤマネコ
解説カラカルはジャンプ力に優れ、飛び立つ鳥を空中で捕らえることがあります。名前はトルコ語で「黒い耳」を意味する言葉に由来します。
カラスやさしい
カギ漢字で書くと「烏」。黒い体で、ごみ置き場を荒らすこともある鳥
解説カラスはとても賢く、クルミを車にひかせて割る行動が観察されています。日本の街でよく見られるのはハシブトガラスとハシボソガラスです。
カワウソふつう
カギ川辺にすみ、泳ぎが得意なイタチ科の獣
解説捕った魚を岸に並べる様子が祭りのようだとして「獺祭」という言葉が生まれました。ニホンカワウソは2012年に絶滅種とされました。
カワセミふつう
カギ漢字で書くと「翡翠」。水辺で魚めがけて飛び込む青い小鳥
解説カワセミの青い色は色素ではなく、羽の微細な構造が光を反射して見える色です。500系新幹線の先頭の形は、カワセミのくちばしを参考にしたことで知られます。
カンガルーやさしい
カギおなかの袋で子を育て、太い尾を支えに跳ぶ
解説生まれたばかりの子は数センチほどで、自力で母親の袋まではい上がります。跳ぶときは後ろ足をそろえて地面をけります。
キーウィふつう
カギニュージーランドを象徴する飛べない鳥。くちばしの先に鼻孔
解説体の大きさに比べて、とても大きな卵を産みます。果物のキウイフルーツは、この鳥にちなんで名付けられました。
キジふつう
カギ日本の国鳥。オスは赤い顔と緑色の胸が目立つ
解説「キジも鳴かずば撃たれまい」ということわざがあります。桃太郎のお供としてもおなじみです。
キツツキふつう
カギ漢字で書くと「啄木鳥」。木をたたいて中の虫を探す鳥
解説キツツキは頭の骨や筋肉の仕組みで、激しく木をつつく衝撃をやわらげています。木を連続してたたく「ドラミング」は、なわばりの主張にも使われます。
キツネやさしい
カギ稲荷神社の使いとされ、油揚げが好物という獣
解説キツネはイヌ科の動物です。雪の下のネズミの音を聞きつけ、高く跳び上がって頭から飛び込む狩りをします。
キツネザルむずかしい
カギマダガスカルにすみ、輪模様の尾をもつ種もいる原猿類
解説キツネザルの仲間はマダガスカルにだけ自然分布します。ワオキツネザルは、朝に座って日光浴をする姿で知られます。
キリギリスふつう
カギ「アリと〜」の寓話で、夏に遊んで歌っている虫
解説ギーッチョンと鳴く緑色や茶色の虫です。イソップの原話ではセミでしたが、セミの少ない地域に伝わる際に入れ替わったといわれます。
キリンやさしい
カギ首が長く、網目模様の体をもつ草食獣
解説首の骨の数は人と同じ7個です。長い舌は約45センチあり、とげのある枝葉をからめ取れます。
クジャクやさしい
カギ漢字で書くと「孔雀」。オスが目玉模様の飾り羽を扇形に広げる
解説広げる飾り羽は尾羽ではなく、背中から伸びる上尾筒という羽です。毒ヘビも食べることから、仏教では孔雀明王として信仰されています。
クジラやさしい
カギ潮を吹く、海にすむ大型の哺乳類
解説「潮吹き」は海水ではなく、吐き出した息に含まれる水分などが白く見えるものです。祖先は陸を歩く動物だったと考えられています。
クマやさしい
カギ漢字で書くと「熊」。冬ごもりする大型の獣
解説クマの冬ごもり中、メスは巣穴の中で子を産みます。その間ほとんど飲み食いせず、秋にためた脂肪で過ごします。
クモやさしい
カギ漢字で書くと「蜘蛛」。八本の脚で網を張る生き物
解説昆虫ではなく、サソリやダニに近い仲間です。網を張らずに歩き回って獲物を捕らえる種類も多くいます。
クラゲやさしい
カギ漢字で書くと「海月」。ふわふわ漂い、刺す触手をもつ
解説体のほとんどが水でできていて、脳も心臓もありません。若返りをくり返すベニクラゲという種類も知られています。
クワガタやさしい
カギ漢字で書くと「鍬形」。大あごで挟みつける甲虫
解説名前は、兜の前立ての「鍬形」に大あごの形が似ていることに由来します。成虫で冬を越し、数年生きる種類もいます。
ケムシふつう
カギチョウやガの幼虫のうち、体に毛が多いもの
解説ツバキなどにつくチャドクガの幼虫は、毒のある細かい毛で皮膚をかぶれさせます。「毛虫のように嫌う」という言い回しもあります。
ゲンゴロウむずかしい
カギ池や田んぼにすみ、平たい後ろ脚で泳ぐ黒い甲虫
解説はねの下に空気をためて水にもぐります。昔は食用にされた地域もありましたが、今は数が減って絶滅が心配されている種類もいます。
コアラやさしい
カギユーカリの葉を食べ、一日の大半を眠る有袋類
解説コアラの袋は下向きに開いています。子は母親の出す「パップ」というふんを食べ、ユーカリを消化する腸内細菌を受け継ぎます。
コウノトリふつう
カギ赤ん坊を運ぶ伝説で知られる大型水禽
解説日本では一度野生絶滅しましたが、兵庫県豊岡市などで再導入が進みました。田んぼの生き物も食べます。
コウモリやさしい
カギ漢字で書くと「蝙蝠」。逆さまにぶら下がって休む
解説哺乳類で羽ばたいて飛べるのはコウモリの仲間だけです。翼は長く伸びた指の間に皮膜が張ったものです。
コオロギふつう
カギ漢字で書くと「蟋蟀」。秋の夜に草むらで鳴く黒っぽい虫
解説前脚に耳(鼓膜)があります。昔の和歌で「きりぎりす」と詠まれたのは、今のコオロギのことだといわれます。
ゴキブリふつう
カギ台所などに現れる、平たく黒光りする嫌われ者の虫
解説古くは「御器かぶり」と呼ばれ、食器をかじる虫の意味でした。それが誤記で「ゴキブリ」になったといわれます。
コブラふつう
カギ首を平たく広げて威嚇する毒ヘビ
解説インドでは笛に合わせて踊るように見せる蛇使いの芸で知られます。実際は音ではなく、笛の動きに反応していると考えられています。
コモドオオトカゲふつう
カギインドネシアの島々にすむ、毒をもつ巨大な爬虫類
解説シカやイノシシなどの大きな獲物も襲います。かつては口内の細菌で獲物を弱らせると考えられていましたが、毒腺があることがわかりました。
ゴリラやさしい
カギ胸をたたいて音を出すドラミングで知られる類人猿
解説ゴリラは主に植物を食べる穏やかな動物です。ニシローランドゴリラの学名は「ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ」です。
コンドルふつう
カギ南米アンデスの空を舞う、翼の大きな死肉食いの鳥
解説アンデスの民謡をもとにした「コンドルは飛んでいく」で知られます。上昇気流に乗り、ほとんど羽ばたかずに長時間飛べます。
サ行
サーバルむずかしい
カギ長い脚と大きな耳をもつ、アフリカのサバンナのヤマネコ
解説サーバルは大きな耳で草むらのネズミの音を聞き分け、高く跳び上がって獲物に飛びかかります。体に対する脚の長さはネコ科の中でも目立っています。
サイやさしい
カギ漢字で書くと「犀」。鼻の上に角がある大型獣
解説サイの角は骨ではなく、毛や爪と同じケラチンでできています。視力は弱いものの、嗅覚と聴覚が優れています。
サギふつう
カギ漢字で書くと「鷺」。長い首と脚で水辺に立ち、魚をねらう鳥
解説白いサギは「シラサギ」と総称されますが、ダイサギやコサギなど複数の種を含みます。首をS字に縮めて飛ぶのが特徴です。
サザエふつう
カギ漢字で書くと「栄螺」。つぼ焼きにする、角のある巻き貝
解説波の荒い場所のものほど角が発達しやすいといわれます。ふたは石灰質で硬く、身をしっかり守ります。
サソリふつう
カギ尾の先に毒針をもち、はさみを振り上げる生き物
解説紫外線を当てると体が青白く光ります。日本でも八重山諸島などに小型の種類がすんでいます。
ザリガニふつう
カギ赤いはさみをもち、田んぼや用水路にすむ甲殻類
解説よく見るアメリカザリガニは、ウシガエルのえさとして持ち込まれました。2023年から条件付特定外来生物に指定されています。
サルやさしい
カギ「〜も木から落ちる」ということわざに登場する動物
解説日光東照宮の「見ざる・聞かざる・言わざる」の彫刻が有名です。打ち消しの「ざる」を「猿」にかけたしゃれになっています。
サンゴふつう
カギ漢字で書くと「珊瑚」。暖かい海で礁を作る動物
解説植物のように見えますが、イソギンチャクに近い動物です。体内に共生する藻類が光合成で栄養を分けています。
サンショウウオふつう
カギ漢字で書くと「山椒魚」。井伏鱒二の小説の題にもなった両生類
解説名前は、山椒のようなにおいを出すことに由来するといわれます。日本には多くの種類がいて、その多くが固有種です。
シカやさしい
カギ奈良公園でせんべいをもらう、角のある動物
解説オスの角は毎年春に生え変わります。奈良公園周辺のシカは「奈良のシカ」として国の天然記念物に指定されています。
シギむずかしい
カギ漢字で書くと「鷸」。長いくちばしで干潟の泥をさぐる渡り鳥
解説「鷸蚌の争い」は、シギと貝が争ううちに漁師に両方とも捕られた話です。「漁夫の利」の由来として知られます。
シジミふつう
カギ漢字で書くと「蜆」。川と海の混じる河口にすむ小さな二枚貝
解説みそ汁の具の定番で、オルニチンなどの成分を含みます。宍道湖のヤマトシジミが有名です。
シジュウカラふつう
カギ漢字で書くと「四十雀」。胸に黒いネクタイ模様がある小鳥
解説シジュウカラは鳴き声を組み合わせて文のように使い分けているという研究で注目されています。巣箱をよく利用するので、庭でも観察しやすい鳥です。
シマウマやさしい
カギ白黒の縞模様が目立つ、サバンナの草食獣
解説しま模様の役割には諸説あり、吸血するハエなどを寄せつけにくくする効果が実験で示されています。模様は一頭ごとに異なります。
ジャガーふつう
カギ中南米にすむ、斑点の中に小さな点がある大型ネコ科
解説ジャガーはかむ力がとても強く、カメの甲羅をかみ砕くこともあります。水辺を好み、泳ぎも得意です。
シャコむずかしい
カギ漢字で書くと「蝦蛄」。すしねたにもなる、エビに似た甲殻類
解説捕脚を強く打ちつけ、貝殻を割ることができます。目には人よりはるかに多くの種類の、色を感じる細胞があります。
ジャコウウシむずかしい
カギ漢字で書くと「麝香牛」。北極圏のツンドラにすむ長毛の獣
解説ジャコウウシは名前にウシとつきますが、ヤギやヒツジに近い仲間です。オオカミに襲われると、子どもを内側に入れて大人が円陣を組んで守ります。
シャチふつう
カギ漢字で書くと「鯱」。白黒の体で群れで狩りをする
解説シャチはイルカの仲間で、英語では「キラーホエール」と呼ばれます。群れごとに独自の鳴き声や狩りの方法をもっています。
ジュウシマツふつう
カギ漢字で書くと「十姉妹」。仲がよく、一つのかごで何羽も飼える小鳥
解説野生には存在しない飼い鳥で、コシジロキンパラを改良して生まれたと考えられています。オスの求愛の歌は研究にも使われています。
ジュゴンむずかしい
カギ沖縄の海でも見られた、海草を食べる海牛類
解説ジュゴンは人魚伝説のモデルともいわれます。尾びれはイルカのような三日月形で、うちわ形のマナティーと見分けられます。
シロアリふつう
カギ木造家屋の柱などを食い荒らす害虫
解説名前にアリとつきますが、実はゴキブリに近い仲間です。腸の中の微生物の助けで、木の成分を消化します。
スカンクふつう
カギ身を守るため、肛門腺から強烈なにおいの液を噴射する獣
解説スカンクは液を噴射する前に、足を踏み鳴らしたり逆立ちしたりして相手に警告します。白黒の目立つ模様も、危険を知らせる合図だと考えられています。
スズムシふつう
カギ秋の夜にリーンリーンと澄んだ声で鳴く虫
解説羽をこすり合わせて鳴くのはオスだけです。江戸時代には虫売りが売り歩き、飼って声を楽しむのが流行しました。
スズメやさしい
カギ漢字で書くと「雀」。「〜百まで踊り忘れず」
解説スズメは人の暮らしの近くで生活し、人里を離れた場所ではあまり見られません。近年は日本での数が減っていると報告されています。
スズメバチふつう
カギ漢字で書くと「雀蜂」。強い毒をもち、大きな巣を作る
解説日本の野生動物の中では、人の死亡事故が多い生き物の一つです。黒いものを攻撃しやすいため、山では白っぽい服がすすめられます。
スッポンふつう
カギ漢字で書くと「鼈」。甲羅がやわらかく、かみつくと離さないといわれる
解説「月とスッポン」は、どちらも丸いのに大違いという意味です。鍋料理などで食用にもされます。
セイウチふつう
カギ漢字で書くと「海象」。長い牙をもつ北極の海獣
解説セイウチの牙は、氷の上に体を引き上げるときにも使われます。海底の貝を、口で吸い込むようにして食べます。
セキレイむずかしい
カギ漢字で書くと「鶺鴒」。長い尾を上下に振りながら水辺を歩く鳥
解説日本神話では、イザナギとイザナミに夫婦の道を教えた鳥とされます。ハクセキレイやキセキレイなどの種類がいます。
セミやさしい
カギ夏に木にとまって大声で鳴く虫。幼虫は長く土の中で過ごす
解説鳴くのはオスだけで、腹にある発音器を震わせて音を出します。抜け殻は「空蝉(うつせみ)」と呼ばれ、和歌にも詠まれてきました。
ゾウやさしい
カギ長い鼻を手のように使う、陸上の大型草食獣
解説ゾウの牙は前歯が伸びたものです。足の裏は厚いクッションになっていて、重い体を支えています。
タ行
タカやさしい
カギ漢字で書くと「鷹」。「能ある〜は爪を隠す」
解説タカとワシは分類上はっきり分かれておらず、主に体の大きさで呼び分けられています。日本では古くから鷹狩りに使われてきました。
タガメむずかしい
カギ漢字で書くと「田亀」。田んぼにすむ大型の水生昆虫
解説前脚で魚やカエルを捕まえ、消化液を注いで中身を吸います。卵はオスが水をかけて守ります。
タコやさしい
カギ漢字で書くと「蛸」。八本の腕に吸盤が並び、墨を吐く
解説心臓を3つもち、血液は青い色をしています。賢い動物で、瓶のふたを開けることもできます。
タスマニアデビルふつう
カギオーストラリアの島にすむ、悪魔の名をもつ肉食有袋類
解説タスマニアデビルは食事中に恐ろしげなうなり声を上げることから「悪魔」の名がつきました。顔にできる伝染性のがんが広まり、数が大きく減っています。
ダチョウやさしい
カギ漢字で書くと「駝鳥」。飛べないが速く走る、とても大きな鳥
解説ダチョウの卵は鳥の卵の中でも特に大きく、鶏卵20個分以上の重さがあります。足の指は2本で、速く走るのに適しています。
ダニふつう
カギ人や獣から血を吸う種類もいる、八本脚の小さな生き物
解説昆虫ではなく、クモに近い仲間です。家の中のチリダニは、ぜんそくなどアレルギーの原因になることがあります。
タヌキやさしい
カギ腹鼓を打つとされ、信楽焼の置物でもおなじみ
解説タヌキはイヌ科で、決まった場所に仲間でふんをする「ためふん」の習性があります。驚くと気絶したように動かなくなることがあります。
タマムシむずかしい
カギ金属のように輝く羽をもつ甲虫。法隆寺の厨子の装飾で有名
解説見る角度で色が変わることから、あいまいな表現を「玉虫色」といいます。たんすに入れると着物が増えるという言い伝えもありました。
ダンゴムシふつう
カギ触るとくるりと丸くなる、落ち葉の下の生き物
解説虫と呼ばれますが、エビやカニと同じ甲殻類の仲間です。ヨーロッパ原産で、明治時代ごろに日本へ入ったと考えられています。
チーターやさしい
カギ陸上を最も速く走るとされるネコ科の動物
解説チーターは目頭から口元へ黒い線があり、日差しのまぶしさを和らげるとも言われます。爪を完全には引っ込められません。
チドリむずかしい
カギ漢字で書くと「千鳥」。酔ってよろける歩き方のたとえにされる水辺の鳥
解説左右にジグザグに歩く様子から「千鳥足」という言葉が生まれました。敵が巣に近づくと、けがをしたふりをして注意をそらします。
チョウやさしい
カギ花の蜜を吸い、鱗粉のついた羽で舞う虫
解説荘子の「胡蝶の夢」の話でも知られる虫です。脚の先で味を感じ、とまった葉が幼虫の食べ物になるかを確かめます。
チンチラふつう
カギ南米アンデスにすむ、とても柔らかい毛のげっ歯類
解説チンチラは毛が非常に密で、砂浴びで体をきれいに保ちます。毛が乾きにくいため、水浴びは苦手です。
チンパンジーやさしい
カギ枝を使ってシロアリを釣る、人に近い類人猿
解説チンパンジーは石で木の実を割るなど、群れごとに異なる道具の使い方が伝わっています。表情や身ぶりで仲間とやりとりします。
ツキノワグマふつう
カギ漢字で書くと「月輪熊」。胸に三日月形の白い模様がある
解説ツキノワグマは木登りが得意です。秋にドングリなどを食べて脂肪を蓄え、冬は穴にこもって冬眠し、その間にメスは出産します。
ツバメやさしい
カギ漢字で書くと「燕」。軒先に泥で巣をつくる渡り鳥
解説ツバメは春に東南アジアなどから渡ってきて子育てをします。低く飛ぶと雨が近いといわれるのは、湿気で低く飛ぶ虫を追うためと考えられています。
ツルやさしい
カギ漢字で書くと「鶴」。「〜は千年、亀は万年」
解説ツルは長寿やめでたさの象徴とされ、折り紙の「折り鶴」でも親しまれています。つがいで鳴き交わしたり、羽を広げて踊るような求愛をしたりします。
テナガザルむずかしい
カギ長い腕で枝から枝へぶら下がって渡る小型類人猿
解説テナガザルは夫婦や家族で、朝に大きな声で歌うように鳴き交わします。腕で枝を渡る移動は「ブラキエーション」と呼ばれます。
テンむずかしい
カギ漢字で書くと「貂」。イタチの仲間で木登りがうまい
解説冬毛が黄色くなる「キテン」は美しい毛皮で知られます。果実もよく食べ、ふんで種を運ぶ役割も果たしています。
テントウムシやさしい
カギ赤や黄の丸い背中に黒い点がある小さな甲虫
解説上へ登ってから飛び立つ習性から、お天道様に向かう虫として名づけられました。ナナホシテントウはアブラムシを食べる益虫です。
トカゲやさしい
カギ漢字で書くと「蜥蜴」。敵に襲われると尾を自ら切って逃げる
解説切れた尾はしばらく動いて敵の気を引きます。尾は再生しますが、中は元の骨ではなく軟骨で支えられます。
トガリネズミむずかしい
カギ漢字で書くと「尖鼠」。鼻先がとがった、モグラに近い小獣
解説トガリネズミは名前にネズミとつきますが、ネズミの仲間ではありません。体が小さく代謝が激しいため、こまめに食べないとすぐに飢えてしまいます。
トキふつう
カギ学名がニッポニア・ニッポンの鳥
解説羽の淡い桃色は「鴇色」と呼ばれます。佐渡島では放鳥が続き、野生下で繁殖する個体も増えています。
トドむずかしい
カギ北の海にすむ、アシカ科の大型の海獣
解説「とどのつまり」のトドは魚のボラの成長した呼び名で、この動物とは関係ありません。オスは1トン近くになることもあります。
トナカイふつう
カギ漢字で書くと「馴鹿」。サンタクロースのそりを引く動物
解説トナカイはシカの仲間では珍しく、オスだけでなくメスにも角が生えます。北極圏に近い地域では古くから家畜として飼われ、そりを引いたり乳や肉を利用されたりしてきました。
トビふつう
カギ漢字で書くと「鳶」。ピーヒョロロと鳴き、輪を描いて舞う猛禽
解説「トンビ」とも呼ばれます。「鳶が鷹を生む」ということわざや、油揚げをさらう話で知られています。
トラやさしい
カギ黄色の地に黒いしま模様をもつ大型のネコ科動物
解説トラはネコ科には珍しく泳ぎが得意で、水浴びを好みます。しま模様は皮膚にもあり、一頭ごとに違います。
トンボやさしい
カギ古名は「あきつ」。四枚の透き通った羽で飛び回る虫
解説前にしか進まないことから「勝ち虫」と呼ばれ、武士の兜などの飾りに好まれました。大きな複眼で広い範囲を見渡せます。
ナ行
ナマケモノふつう
カギ漢字で書くと「樹懶」。動きがとても遅い樹上の獣
解説ナマケモノは週に一度ほど木から下りて、地面でふんをします。毛には藻が生え、緑がかって見えることがあります。
ナマコふつう
カギ敵に内臓を吐き出すことがある棘皮動物
解説体には骨片という小さな石灰質の粒が入っています。乾燥品は中華料理で「海参」と呼ばれ、珍重されます。
ナメクジふつう
カギ殻をもたないカタツムリに似た軟体動物
解説塩をかけると、浸透圧で水分が外へ出て縮みます。夜や雨の日に活動が目立つ種類が多いです。
ニシキヘビふつう
カギ漢字で書くと「錦蛇」。獲物に巻きついて締めつける大蛇
解説毒はもたず、獲物を締めつけて弱らせてから丸のみにします。体には後ろ足の名残の小さな突起が残っています。
ニホンザルふつう
カギ下北半島が北限とされ、冬に温泉に入る群れもいる
解説ニホンザルは人以外の霊長類で最も北にすむとされ、「スノーモンキー」とも呼ばれます。顔とお尻が赤いのが特徴です。
ニワトリやさしい
カギ漢字で書くと「鶏」。夜明けを告げて鳴く、卵や肉をとる家禽
解説ニワトリの祖先は東南アジアなどにすむセキショクヤケイだと考えられています。名前は「庭にいる鳥」を意味する「庭つ鳥」に由来します。
ヌーむずかしい
カギ大群で川を渡り大移動する、ウシカモシカとも呼ばれる獣
解説ヌーは雨を追って、タンザニアのセレンゲティとケニアのマサイマラの間を大群で移動します。川を渡るときにはワニに襲われることもあります。
ヌートリアむずかしい
カギ南米原産で、西日本の川辺に野生化したオレンジ色の歯の獣
解説ヌートリアは戦時中、軍服用の毛皮をとるため日本で盛んに飼育されました。のちに野生化して農作物を荒らすため、特定外来生物に指定されています。
ネコやさしい
カギ漢字で書くと「猫」。ニャーと鳴く身近なペット
解説ネコの舌には細かいとげ状の突起が並び、毛づくろいのブラシの役目をします。古代エジプトでは神聖な動物として大切にされました。
ネズミやさしい
カギ干支の最初。チューと鳴く小さなげっ歯類
解説ネズミは繁殖力が強く、生まれて数か月で子を産めるようになります。「ねずみ算」という言葉はこの増え方に由来します。
ノスリむずかしい
カギ漢字で書くと「鵟」。野山でネズミなどを狩る、ずんぐりした猛禽
解説名前は、野をこするように低く飛ぶ「野擦り」に由来するといわれます。日本各地で見られる身近なタカの仲間です。
ノミふつう
カギぴょんと高く跳ね、動物の血を吸う小さな虫
解説「蚤の夫婦」は、ノミのメスがオスより大きいことから、妻のほうが大きい夫婦をいう言葉です。中世のヨーロッパではペストを広めました。
ハ行
ハイエナふつう
カギ笑い声のような鳴き声で知られるアフリカの肉食獣
解説ブチハイエナは死肉をあさるイメージがありますが、自分で狩りをすることも多い動物です。見た目はイヌに似ていますが、ネコに近い仲間です。
バイソンふつう
カギ北米の草原で大群をなした、肩が盛り上がった野牛
解説アメリカバイソンはかつて数千万頭いたといわれますが、乱獲で19世紀末には絶滅寸前まで減りました。保護によって現在は数を回復しています。
ハエふつう
カギ漢字で書くと「蝿」。食べ物にたかり、手をすり合わせる虫
解説前脚をこすり合わせるのは、脚先の味を感じる毛の掃除だといわれます。羽は2枚で、後ろの羽は小さな棍棒のような形に変わっています。
バクふつう
カギ長い鼻をもつ、夢を食う伝説でも知られる獣
解説現生種は中南米と東南アジアに分布します。奇蹄目の仲間で、ウマやサイに近い動物です。
ハクチョウやさしい
カギ漢字で書くと「白鳥」。冬に北から飛来する、首の長い大型の水鳥
解説ハクチョウのひなは灰色の羽毛をしていて、アンデルセンの童話『みにくいアヒルの子』でもおなじみです。白い羽になるのは成長してからです。
ハクビシンむずかしい
カギ漢字で書くと「白鼻芯」。額から鼻に白い筋がある獣
解説ハクビシンはジャコウネコの仲間で、木登りや電線渡りが得意です。果物が好きで、民家の屋根裏にすみついたり畑を荒らしたりすることがあります。
ハゲワシふつう
カギ漢字で書くと「禿鷲」。頭に羽毛が少なく、死肉を食べる猛禽
解説頭に羽毛が少ないのは、死体に頭を入れても汚れにくいためと考えられています。サバンナの掃除屋として大切な役割を担っています。
ハシビロコウふつう
カギ何時間もじっと動かずに魚を待つ、幅の広いくちばしの大型の鳥
解説アフリカの湿地にすみ、ハイギョなどをねらいます。くちばしを打ち鳴らして音を出す「クラッタリング」をします。
ハチやさしい
カギ「泣きっ面に〜」ということわざに出てくる、針をもつ虫
解説刺すための針は産卵管が変化したものなので、刺すのはメスだけです。アリに近い仲間でもあります。
ハチドリふつう
カギ漢字で書くと「蜂鳥」。空中で止まって花の蜜を吸う小さな鳥
解説羽ばたきがとても速く、虫のような羽音を立てます。後ろ向きに飛ぶこともできます。
ハツカネズミふつう
カギ漢字で書くと「二十日鼠」。実験動物としても使われる小型の鼠
解説ハツカネズミの名は、妊娠期間が約20日であることに由来するといわれます。「マウス」として医学や生物学の研究に広く使われてきました。
バッタやさしい
カギ漢字で書くと「飛蝗」。後ろ脚で大きく跳ねる草原の虫
解説大発生すると体の色や形が変わり、群れで移動して作物を食い荒らすことがあります。これを「蝗害(こうがい)」といいます。
バッファローふつう
カギアフリカやアジアにすむ、太い角をもつ野生のスイギュウ
解説バッファローは本来スイギュウの仲間を指す言葉ですが、北米ではアメリカバイソンもこう呼ばれます。アフリカスイギュウは気が荒く、ライオンにも立ち向かいます。
ハトやさしい
カギ漢字で書くと「鳩」。平和の象徴とされ、伝書にも使われた
解説ハトは帰巣本能が強く、遠く離れた場所からでも巣に戻れます。親鳥は「ピジョンミルク」と呼ばれる液体をのどの袋で作り、ひなに与えます。
ハブふつう
カギ漢字で書くと「波布」。沖縄や奄美にすむ毒ヘビ
解説夜に活動し、熱を感じる「ピット器官」で獲物を探します。駆除のためにマングースが持ち込まれましたが、うまくいきませんでした。
ハマグリふつう
カギ漢字で書くと「蛤」。ひな祭りの吸い物に使われる二枚貝
解説対になる殻としか合わないことから、夫婦円満の縁起物とされます。平安時代の「貝合わせ」の遊びにも使われました。
ハムスターやさしい
カギほお袋に餌を詰めこむ、ペットで人気のげっ歯類
解説名前はドイツ語の「ためこむ」を意味する言葉に由来するといわれます。夜行性で、夜に回し車をよく走ります。
ハヤブサふつう
カギ漢字で書くと「隼」。急降下で獲物を捕らえる、とても速い猛禽
解説急降下のときは時速300キロを超えるともいわれます。小惑星探査機の名前にもなりました。
ハリネズミふつう
カギ背中が針で覆われ、丸まって身を守る小型獣
解説ハリネズミはネズミの仲間ではなく、モグラに近いグループです。においの強いものをかんで、唾液を針に塗りつける行動が知られています。
ハリモグラむずかしい
カギ漢字で書くと「針土竜」。背中のとげで身を守る卵生の哺乳類
解説ハリモグラはカモノハシとともに卵を産む単孔類の仲間です。歯はなく、長い舌でアリやシロアリをなめ取って食べます。
パンダやさしい
カギ白と黒の体で、竹や笹を主食とする
解説ジャイアントパンダの前足には「第六の指」と呼ばれる骨の出っ張りがあり、竹をしっかり握れます。分類上はクマ科に入ります。
ビーバーふつう
カギ木をかじり倒して川にダムを作る動物
解説ビーバーの前歯はオレンジ色で、鉄分を含むため硬く丈夫です。ダムでできた池は、多くの生き物のすみかにもなります。
ヒキガエルふつう
カギ漢字で書くと「蟇蛙」。ガマとも呼ばれる、いぼの多い大型の両生類
解説耳の後ろの腺から毒を出して身を守ります。筑波山の「ガマの油」売りの口上でも知られています。
ヒクイドリむずかしい
カギ漢字で書くと「火食鳥」。頭にかぶとのような突起がある飛べない鳥
解説ニューギニアやオーストラリア北部の森にすみます。足の爪は鋭く、身を守るために強く蹴ることがあります。
ヒグマふつう
カギ漢字で書くと「羆」。日本では北海道にすむ大型の獣
解説ヒグマは日本にすむ陸の哺乳類で最も大きな動物です。肉食のイメージがありますが、木の実や草などの植物も多く食べる雑食性です。
ヒツジやさしい
カギ漢字で書くと「羊」。もこもこの毛を刈られる家畜
解説毛を取るための品種は毛が伸び続けるため、毛刈りが欠かせません。群れで行動し、先頭について歩く習性があります。
ヒトデやさしい
カギ漢字で書くと「海星」。星形で浜辺に見られる棘皮動物
解説腕がちぎれても再生する力があります。胃を体の外に出して、貝などを包んで消化します。
ヒバリふつう
カギ漢字で書くと「雲雀」。空高く舞い上がりながらさえずる鳥
解説ヒバリは畑や河原など開けた草地の地面に巣をつくります。春の野でさえずる姿は、春の季語としても親しまれています。
ピューマふつう
カギ南北アメリカに広くすむ、別名クーガー
解説ピューマは大型のネコ科ですが、ライオンのようにほえることはできません。ネコのように喉を鳴らすことができます。
ヒョウやさしい
カギ漢字で書くと「豹」。梅の花のような斑点をもつ
解説ヒョウは仕留めた獲物を木の上に運び上げ、ほかの動物に奪われないようにします。全身が黒い個体は「クロヒョウ」と呼ばれます。
ヒヨドリふつう
カギ漢字で書くと「鵯」。花の蜜や果実を好む、ほおが茶色い灰色の鳥
解説「ヒーヨ、ヒーヨ」とにぎやかに鳴きます。ツバキや桜の蜜を吸い、花粉を運ぶ役目もしています。
フェレットふつう
カギヨーロッパケナガイタチを家畜化した、ペットの細長い獣
解説フェレットは古くからウサギ狩りに使われ、巣穴に入って獲物を追い出していました。名前はラテン語で「小さな泥棒」を意味する言葉に由来するといわれます。
フクロウやさしい
カギ漢字で書くと「梟」。夜に音もなく飛んで獲物を捕らえる鳥
解説フクロウは首を大きく回すことができ、真後ろを見ることもできます。「不苦労」に通じることから縁起物としても親しまれています。
フクロモモンガむずかしい
カギ皮膜で木から木へ滑空する、オーストラリアなどの小型有袋類
解説フクロモモンガはモモンガに似ていますが、カンガルーと同じ有袋類で、メスはお腹の袋で子を育てます。甘い樹液を好むことから、英語ではシュガーグライダーと呼ばれます。
フジツボむずかしい
カギ岩や船底にびっしり付く、火山のような形の殻の生き物
解説貝のように見えますが、エビやカニに近い甲殻類です。殻から脚を出して、水中のえさをかき集めます。
ブタやさしい
カギイノシシを家畜化した、ブーブー鳴く動物
解説ブタはきれい好きで、寝る場所とトイレを分ける習性があります。泥浴びは汗腺が少ないため、体を冷やすための行動です。
フラミンゴやさしい
カギ片脚で立って休む、桃色の羽の水鳥
解説羽の色は、餌の藻や小さなエビに含まれる色素によるものです。親は「フラミンゴミルク」という液体を口から出してひなに与えます。
プレーリードッグふつう
カギ警戒の声が犬のようだと名づけられた、北米草原のリスの仲間
解説プレーリードッグは地下にトンネルを掘り、多くの家族が集まって「タウン」と呼ばれる集落をつくります。仲間どうしでキスのように口を合わせてあいさつします。
ブンチョウふつう
カギ漢字で書くと「文鳥」。赤いくちばしの飼い鳥で、桜や白の品種がある
解説原産地はインドネシアで、江戸時代に日本へ伝わりました。愛知県弥富市は白い品種の産地として知られています。
ヘビやさしい
カギ漢字で書くと「蛇」。手足がなく、体をくねらせて進む爬虫類
解説まぶたがなく、目は透明なうろこでおおわれています。舌を出し入れして、においを口の中の器官で感じとります。
ヘラジカむずかしい
カギ漢字で書くと「箆鹿」。手のひら状の巨大な角をもつ北方の獣
解説ヘラジカはシカの仲間で最も大きく、北米ではムースと呼ばれます。泳ぎが得意で、水草を食べるために水に潜ることもあります。
ペリカンふつう
カギ下くちばしに大きなのど袋をもつ水鳥
解説魚をすくったあと、余分な水を抜いてからのみ込みます。仲間で魚を浅瀬へ追い込む種類もいます。
ペンギンやさしい
カギ南半球に多く、翼で泳ぐ飛べない鳥
解説羽毛は短く密で、防水と保温に役立ちます。南極だけでなく、赤道近くのガラパゴスにもすむ種類がいます。
ホタテふつう
カギ漢字で書くと「帆立」。貝柱が大きな二枚貝
解説殻を開け閉めして水を噴き出し、泳ぐように移動できます。殻のふちには小さな目がたくさん並んでいます。
ホタルやさしい
カギ夏の夜、水辺で光を明滅させて飛ぶ虫
解説光は化学反応によるもので、熱をほとんど出さない「冷光」です。「蛍雪の功」は、その光で書物を読んだ故事に由来します。
ホッキョクグマふつう
カギ漢字で書くと「北極熊」。氷の海でアザラシを狩る
解説ホッキョクグマの毛は白く見えますが、実は透明で中が空洞になっています。その下の皮膚は黒く、日光の熱を吸収しやすくなっています。
ホトトギスふつう
カギ漢字で書くと「時鳥」。「特許許可局」と聞きなされる声の鳥
解説ウグイスの巣に卵を産む托卵をします。俳句では夏の季語で、正岡子規の「子規」もこの鳥の別名です。
ポニーやさしい
カギ乗馬体験で子どもに人気の、背の低い小型の馬
解説ポニーは品種名ではなく、肩までの高さが一定以下の小型の馬の総称です。小柄でも力が強く、かつては炭鉱で荷車を引く仕事もしていました。
ボノボむずかしい
カギコンゴ川の南にすむ、チンパンジーに似た類人猿
解説ボノボはかつて「ピグミーチンパンジー」と呼ばれました。メスどうしの結びつきが強く、争いの少ない群れを作ることで知られます。
ホヤむずかしい
カギ漢字で書くと「海鞘」。海のパイナップルとも呼ばれる
解説幼生はオタマジャクシのような姿で泳ぎ、背骨のもとになる脊索をもっています。脊椎動物に近い仲間です。
マ行
マツムシむずかしい
カギ秋の野でチンチロリンと鳴く虫
解説平安時代には今と呼び名が逆で、「松虫」と「鈴虫」が入れ替わっていたという説があります。草むらの中で鳴き、姿はなかなか見えません。
マナティーむずかしい
カギうちわ形の尾をもち、川や浅い海にすむ海牛類
解説マナティーはゾウと共通の祖先をもつと考えられています。奥歯は後ろから新しいものが押し出され、前へ移動しながら生え変わります。
マムシふつう
カギ漢字で書くと「蝮」。銭形の模様がある日本の毒ヘビ
解説卵ではなく子ヘビを産みます。焼酎に漬けたマムシ酒は、昔から滋養強壮に使われてきました。
マングースふつう
カギ毒ヘビにも立ち向かう、沖縄や奄美に持ち込まれた獣
解説マングースはハブ退治を期待して放されましたが、昼行性のため夜行性のハブとはあまり出会いませんでした。むしろ在来の希少な動物を襲い、駆除が進められています。
マントヒヒむずかしい
カギオスが白っぽい長い毛をまとう、アフリカのサル
解説マントヒヒは古代エジプトで知恵の神トトの使いとされ、神聖視されました。オスの肩を覆う毛がマントのように見えるのが名前の由来です。
ミーアキャットふつう
カギ後ろ足で立ち上がって見張りをする、南アフリカの小獣
解説ミーアキャットはマングースの仲間で、数十頭の群れで暮らします。仲間が食べ物を探す間、見張り役が高い所に立って天敵を警戒します。
ミサゴむずかしい
カギ漢字で書くと「鶚」。水面に飛び込み、足で魚をつかむ猛禽
解説足の裏にはとげ状の突起があり、滑りやすい魚もしっかりつかめます。英語ではオスプレイと呼ばれ、航空機の名前にもなっています。
ミツバチふつう
カギ花から集めた蜜を巣にたくわえる虫
解説8の字ダンスで仲間に花のある方向と距離を伝えます。働きバチはすべてメスです。
ミノムシふつう
カギ枝や葉で袋を作り、枝からぶら下がる幼虫
解説ミノガという蛾の幼虫で、袋の中で冬を越します。メスは成虫になっても羽がなく、袋の中で一生を過ごします。
ミミズやさしい
カギ漢字で書くと「蚯蚓」。土の中で落ち葉などを食べる細長い生き物
解説土を食べてふんを出すことで、畑の土をやわらかく豊かにします。進化論のダーウィンも、ミミズの研究書を残しています。
ミミズクふつう
カギ漢字で書くと「木菟」。耳のような羽角をもつ夜行性の鳥
解説ミミズクの「耳」に見える羽角は飾りの羽で、本当の耳は顔の横にあります。分類上はフクロウと同じ仲間で、主に羽角の有無で呼び分けられています。
ムカデふつう
カギ漢字で書くと「百足」。たくさんの脚と毒のあるあごをもつ
解説脚の数は種類によって違い、百本ちょうどではありません。後ずさりしないことから、戦国武将の旗印にも使われました。
ムクドリふつう
カギ漢字で書くと「椋鳥」。夕方に駅前の街路樹へ大群で集まる鳥
解説ムクドリのくちばしと足は、黄色っぽいオレンジ色をしています。名前はムクノキの実を好んで食べることに由来するといわれます。
ムササビふつう
カギ漢字で書くと「鼯鼠」。夜に林を滑空する大型のリス
解説ムササビは神社の大木など、うろのある古い木を巣にすることが多い動物です。滑空中は尾でかじを取ります。
メジロふつう
カギ漢字で書くと「目白」。梅や椿の花の蜜を吸う緑色の小鳥
解説メジロが枝に並んでとまる姿から、大勢が押し合うように並ぶことを「目白押し」といいます。舌の先がブラシ状になっていて、花の蜜をなめ取ります。
モグラやさしい
カギ漢字で書くと「土竜」。地中にトンネルを掘る
解説モグラは日光に当たると死ぬという俗説がありますが、誤りです。大きな前足をシャベルのように使って土を掘ります。
モズふつう
カギ漢字で書くと「百舌」。捕らえた獲物を枝に刺しておく鳥
解説枝に刺した獲物は「はやにえ」と呼ばれます。ほかの鳥の声をまねるのが上手で、「百舌」の字はそこから来ています。
モモンガふつう
カギ足の間の膜を広げ、木から木へ滑空する小さな獣
解説モモンガはリスの仲間です。よく似たムササビよりずっと小さく、手のひらに乗るほどの大きさです。
モルモットふつう
カギテンジクネズミとも呼ばれ、実験動物でも知られる
解説モルモットは体内でビタミンCを作れないため、餌から取る必要があります。南米のアンデス地方では食用にもされています。
モンシロチョウふつう
カギキャベツ畑に多い、白い羽に黒い点のある蝶
解説幼虫はアオムシと呼ばれ、キャベツなどアブラナ科の葉を食べます。人には同じ白に見える羽も、紫外線で見るとオスとメスで違って見えます。
ヤ行
ヤギやさしい
カギメーと鳴き、紙を食べる歌でも知られる家畜
解説ヤギは急な岩場も軽々と登れます。目の瞳孔は横長の長方形で、広い範囲を見渡すのに役立つと考えられています。
ヤクむずかしい
カギチベット高原で飼われる長毛の牛科動物
解説低酸素や寒さに強く、毛は衣類やテントに使われます。乳はバター茶の材料にもなります。
ヤゴふつう
カギ水中で暮らすトンボの幼虫
解説下あごが折りたたみ式のマスクのように伸びます。獲物にすばやく突き出して捕らえるしくみです。
ヤドカリふつう
カギ巻き貝の殻にすみ、体が育つと引っ越す
解説腹は柔らかく、殻で守っています。カニに似た名をもつタラバガニは、実はヤドカリの仲間です。
ヤマアラシむずかしい
カギ長いとげを逆立てて敵をおどすげっ歯類
解説ヤマアラシはとげを飛ばすことはできません。抜けやすいとげが敵に刺さって身を守ります。
ヤマドリふつう
カギ漢字で書くと「山鳥」。長い尾をもつ日本固有のキジの仲間
解説百人一首の「あしびきの山鳥の尾のしだり尾の」で長い尾が詠まれています。オスは翼を震わせてドドドと音を出す「ほろ打ち」をします。
ヤマネむずかしい
カギ漢字で書くと「山鼠」。冬は丸くなって冬眠する樹上性の小獣
解説ヤマネは日本の固有種で、国の天然記念物に指定されています。冬眠中は体温が外気近くまで下がり、ボールのように丸くなって眠り続けます。
ヤマネコふつう
カギ漢字で書くと「山猫」。山野にすむ野生の小型の猫類
解説イエネコの祖先は、中東などにすむリビアヤマネコだと考えられています。日本では西表島と対馬に、それぞれ野生のヤマネコがすんでいます。
ヤモリふつう
カギ漢字で書くと「守宮」。窓や壁にはりつき、夜に虫を食べる
解説指の裏には細かい毛が無数に生えていて、ガラスにも張りつけます。家を守る縁起のよい生き物とされてきました。
ヤンバルクイナふつう
カギ沖縄本島北部にすむ、飛ぶ力の弱い固有種
解説1981年に新種として発表されました。道路で車にはねられる事故が、保護上の大きな課題です。
ユキヒョウふつう
カギ漢字で書くと「雪豹」。中央アジアの高山にすむ大型ネコ科
解説ユキヒョウは太くて長い尾をもち、寒いときには顔に巻きつけて襟巻き代わりにします。尾は険しい岩場でバランスを取るのにも役立ちます。
ラ行
ライオンやさしい
カギ漢字で書くと「獅子」。オスにたてがみがある
解説ライオンはネコ科には珍しく、「プライド」と呼ばれる群れで暮らします。狩りは主にメスが担います。
ライチョウふつう
カギ漢字で書くと「雷鳥」。夏と冬で羽の色が変わる高山の鳥
解説日本では北アルプスや南アルプスなどの高山にすみ、国の特別天然記念物です。冬は足の指まで羽毛におおわれます。
ラクダやさしい
カギ背中のこぶに脂肪をためる「砂漠の船」
解説ラクダは長いまつげと、閉じられる鼻の穴で砂ぼこりを防ぎます。一度に大量の水を飲めることでも知られます。
ラッコやさしい
カギおなかの上で石を使って貝を割る海の獣
解説ラッコは非常に密な毛で体温を保ちます。眠るときは流されないよう、海藻を体に巻きつけることがあります。
ラバむずかしい
カギ漢字で書くと「騾馬」。雄のロバと雌の馬の間に生まれる
解説ラバは馬の体格とロバの丈夫さをあわせ持ち、荷運びに重宝されてきました。ほとんどの場合、子どもを残すことができません。
ラマふつう
カギ南米アンデスで荷運びに使われる、つばを吐くことがある家畜
解説ラマはラクダの仲間で、インカ帝国の時代から荷物運びに使われてきました。毛や肉も利用され、アンデスの人々の暮らしを支えています。
リクガメふつう
カギ漢字で書くと「陸亀」。ゾウのような太い脚とドーム形の甲羅が特徴
解説ガラパゴスゾウガメのように、とても長生きする種類がいます。足に水かきはなく、柱のような脚で重い体を支えます。
リスやさしい
カギふさふさした尾で木を走る小型げっ歯類
解説前歯は一生伸び続けます。木の実を土に埋めて貯蔵し、食べ残しが芽生えることもあります。
ルリビタキむずかしい
カギ漢字で書くと「瑠璃鶲」。オスの背が鮮やかな青い、冬の里山の小鳥
解説メスや若いオスはオリーブ褐色で、脇だけがオレンジ色です。夏は亜高山の森で繁殖し、冬は低地に下りてきます。
レッサーパンダふつう
カギ赤茶色の毛と縞模様の長い尾をもつ、竹を好む獣
解説「パンダ」の名で先に知られていたのはレッサーパンダです。のちにジャイアントパンダが見つかり、「小さい」を意味する「レッサー」がつけられました。
ロバやさしい
カギ漢字で書くと「驢馬」。長い耳をもち、荷運びに使われる
解説ロバは粗食に耐え、乾燥した土地でも重い荷物を運べるため、古くから人の暮らしを支えてきました。鳴き声は「ヒーホー」と表されることがあります。
ワ行
ワシやさしい
カギ漢字で書くと「鷲」。大きく力強い猛禽で、国章にもよく描かれる
解説ワシは非常に視力がよく、上空から地上の小さな獲物を見つけられます。日本にはオオワシやオジロワシが冬に渡ってきます。
ワニやさしい
カギ漢字で書くと「鰐」。大きな口と鋭い歯をもつ水辺の爬虫類
解説卵が育つときの温度で、生まれる子の性別が決まります。神話「因幡の白兎」のワニは、サメのことだとする説があります。
ワラビーふつう
カギカンガルーを小さくしたような、オーストラリアの有袋類
解説ワラビーとカンガルーは主に体の大きさで呼び分けられており、分類上のはっきりした境目はありません。ニュージーランドなどに持ち込まれ、定着した種もいます。